思いをかなえるために
「思いをかなえる」ということは、都合の良い現実を作るということです。
この図において、現実世界は潜在意識と一致しますから、都合の良い潜在意識を作ることができれば、都合の良い現実を作ることができます。
都合の良い潜在意識を作るためには、潜在意識の中に都合の良いビリーフ(信念/思い込み)をインストールする(落とし込む)必要があります。今回はこのインストールについて説明したいと思います。
インストールの重要性
今一度、上の図を見てみてください。顕在意識は潜在意識に接しており、肉体は現実世界に接しています。私たちは、「潜在意識=現実世界」に変化を与えたいとき、顕在意識と肉体の双方から働きかけることができます。
ホメオスタシスが敏感タイプの人は、肉体を通して現実世界に働きかける、つまり行動で現実を変えていくのは大変です。三日坊主やリバウンド、マリッジブルーや五月病など、ホメオスタシスは、ありとあらゆる手を使って「現実世界=潜在意識」が変化するのに抵抗します。
これに対して有効なのが、ビリーフのインストールです。方法は沢山ありますので、書き出してみましょう。
インストールの一般的な手法
- イメージング
- 目標の書き出し
- アファメーション
- 聞くアファメーション
- 目標の掲示
イメージングは、成功した自分を詳細にイメージすることで、潜在意識に落とし込む方法です。
目標の書き出しとは、文字通り、目標を毎日紙に書き出してみることです。書くこと、書いたことを文字として見ることの両方で潜在意識に働きかけます。
アファメーションとは、自分の目標やあるべき姿を毎日つぶやくことです。声を出すことと、それを耳から聞くことで潜在意識に働きかけます。
聞くアファメーションについては、あまり詳しい本もありませんが、ネット界隈では一般的な手法です。内容的にはアファメーションと変わりませんが、それを録音し、耳から聞くというところが違います。
聞くアファメーションには、倍速再生や、聞こえるか聞こえないかギリギリのところで再生するなど、サブリミナル的な手法もあります。楽に続けられて効果的なので、もっと一般的になってほしいです。これについては、いずれ、このトリセツでも深く掘り下げます。
目標の掲示は古典的なやり方ですが、非常に効果的です。目標を書いて、見えるところに貼るだけです。これも楽なので私は大好きです。これにもサブリミナル的なアプローチがあるので、いずれ詳しく説明します。
上の三つに関しては、トリセツで、ひとつひとつ掘り下げていくことはありません。「推薦図書の紹介」のコーナーで、これらについて書かれた本を紹介していくので、そちらを見るのが良いかと思います。
“5、インストールの方法” への2件のフィードバック