テーマ

このサイトは「思考の現実化」「引き寄せ」をテーマに、下の2つのコーナーで構成されます。

  • 「潜在意識のトリセツ」では、「思考の現実化」「引き寄せ」というテーマにおいて非常に重要な、「潜在意識」の基本的な性質を説明します。
  • 「書方箋(おすすめの本の紹介)」では、「思考の現実化」「引き寄せ」を実践するにあたって、おすすめの本をご紹介。それらを「トリセツ的視点」から読み解きます。

現実世界は潜在意識と一致する

「現実世界は潜在意識と一致する」という考え方をご存じですか?

私は「思考の現実化」「引き寄せ」というテーマにおいて、これ以上に大切なコンセプトはないと考えています。図にするとこんな感じです。

正直、何のことやらさっぱりわからないという方は、まず、入門書である「ザ・シークレット」「マーフィー 眠りながら巨富を得る」あたりを読むと良いでしょう。

思考を潜在意識に落とし込む

「思考は現実化する」「思いが現実を引き寄せる」と言っても、思っていることがそのまま現実になるわけではありません。「思考」は「潜在意識」に落とし込まれて、初めて現実になります。

だとすれば、思いをかなえるうえでは、「都合の良い思考を潜在意識に落とし込むこと」と「都合の悪い思考を潜在意識から取り除くこと」が最重要課題となります。これさえ可能なら、現実世界は自由自在にコントロールできます。

ビリーフのインストールとアンインストール

「都合の良い思考」や「都合の悪い思考」は、両方合わせて「ビリーフ(信念/思い込み)」とも呼ばれます。

私は、そのビリーフを潜在意識に刷り込むことを「インストール」、潜在意識から取り除くことを「アンインストール」と呼ぶことにしました。そして、独学で本を読みながらその方法を学び、実践を繰り返し、少しずつ思いをかなえていきました。

「思考の現実化」や「引き寄せ」をよりシンプルに

そんな中で、一つの疑問が生まれました。それは、

多くの本の中で、「使命」「情熱」「ワクワク」「前世」「守護霊」などの言葉がよく登場するけれど、これらの言葉のせいで、「思考の現実化」や「引き寄せ」は、何か複雑なもののように見えてしまっているのでは?

というものでした。

これらの言葉は、私が大切にしている「現実世界は潜在意識と一致する」というコンセプトを理解する際に、妨げになっているように見えました。

思考を現実にするためには、必ずしも「使命」を見つけて「情熱」を注ぐ必要はなく、どんな方法であっても、インストールとアンインストールがうまくいって、潜在意識=現実世界を変えることができれば、それで良いのでは?

引き寄せがうまくいかないのは、「前世」や「守護霊」のせいではなく、単に、インストールとアンインストールがうまくいかず、潜在意識=現実世界がそのままだったからでは?

「インストールとアンインストールがうまくいけば、必ず現実は変化する」と考えれば、「思考の現実化」や「引き寄せ」のプロセスはぐっとシンプルになります。

「トリセツ」について

私は、「思考の現実化」「引き寄せ」を実践する人にとって、「インストールとアンインストール」以上の課題はないと考えています。

本の著者やセミナー講師、カウンセラーやコーチ、セラピストなども、手法は様々ですが、多くはこの課題に取り組んでいます。

「トリセツ」ではまず、「インストールとアンインストール」に取り組む準備として、潜在意識の性質について解説し、次に、その一般的な手法を紹介します。

「おすすめの本」について

私自身はこの「インストールとアンインストール」に対して、本やブログを読むことで向き合ってきました。

文章に目を通しながら、この書き手はどんな手法を使ってインストールやアンインストールに取り組んでいるのだろう? と考えていました。

例えば、文中で「情熱」や「使命」という言葉が登場したときには、「情熱」や「使命」という言葉をうまく使うことで、どんなビリーフのインストールができるのだろう? と考えます。

「前世」や「守護霊」の場合も同様に、それらの存在を前提にすると、どんなビリーフのアンインストールをするときに便利なんだろう? という具合に考えるのです。

これが、「書方箋(おすすめの本の紹介)」のコーナーで使われる「トリセツ的視点」です。この視点から見ることで、混乱を避け、インストールやアンインストールの手法をスムーズに理解し、実践することを目指します。

管理人のこと

さて、ここから先はさして重要ではない、このサイトの管理人の自己紹介です(笑)。

私は約20年前に勤め先を辞め、やがて起業して、会社を作り、従業員を雇用しました。マイペースではありますが、今も少しずつ自分の商いを成長させています。

これまで、どうやったら「楽に」成功できるのか、そんなことばかり考えていました。家族や友人と過ごす時間が大好きな私には、プライベートを犠牲にしてまでかなえたい目標はありません。

実際、3人の子供たちを育てるのに必死だった7,8年くらいの間には、自分に「かなえたい思い」があったことさえ忘れていた時期があります。

とはいえ、時間があるときには、成功哲学、自己啓発、スピリチュアル、悟りなど、思いをかなえるヒントになりそうな本を読みあさりました。影響力の強い本を読んだあとには、それに染まってひたすら実践。壁にぶつかると、また別の本を探してきて、実践します。

これを何度も何度も、もう記憶にないくらい繰り返しました。これは客観的に見れば全然「楽」な感じではないんですが、私にとっては面白かったので全く苦になりませんでした。

インターネットが盛り上がるにつれ、本だけでなく、ウェブサイトやブログ、YouTubeなども参考にするようになり、その後も実践を繰り返して今に至ります。

その途中、夫婦の貯金を合わせて、大好きな街の駅近にキャッシュで家を買いました。10年来のささやかな年収目標を達成することもでき、これまでの思いが、ゆっくりとですが、形になってきた手ごたえを感じています。

「潜在意識のトリセツ」では、その小さな成功体験からエッセンスをすくいあげて、文章にしていきます。そのうえで、それをきっかけに自分自身が新しいステップに進めたら、と考えています。